日立ハイテクアナリティカルサイエンスはVigience Overcastの導入により、SalesforceとSAP S/4HANA Cloud(MTE)を連携し、顧客の360度ビューを強化できました。
業界
ハイテクメーカー
導入事例
- SAPと連携したフィールドサービス
- SAPと連携したCustomer 360
日立ハイテクアナリティカルサイエンスとは
日立ハイテクアナリティカルサイエンスは、材料やコーティングの分析を実現する高性能な実験室や現場での試験装置など、ハイテク分析ソリューションを専門としています。 英国Oxfordに本社を置き、フィンランド、ドイツ、中国に研究・開発・組立拠点、そして世界各地に販売・サポート拠点があります。
www.hitachi-hightech.com
System Landscape
日立ハイテク
アナリティカルサイエンス(HHA)の課題
グローバルな材料分析技術ソリューションプロバイダーである日立ハイテクアナリティカル社は、以前は連携されてない複数の異種ITソフトウェアシステムを運用していました。 レガシーなプラットフォームからITランドスケープを縮小し、お客様を完全に360度見渡すことができるようにすることを目指すことになりました。 SAP S/4HANA CloudはSalesforce CRMと同時に導入されましたが、SAP S/4HANA Cloudが提供する複雑なSAP OData APIを簡単に操作できるミドルウェアソリューションが必要でした。 また、オンプレミスのSAP ERPの保守サポートが間もなく終了するため、システム入れ替えの期限は厳しいものでした。
「Vigience Overcastのおかげで、SAP S/4HANA CloudとSalesforce Field Service(SFS)をシームレスなソリューションとして活用することが可能になりました。」
Duncan Wright様
Salesforceアーキテクト
Overcastのソリューション
日立ハイテクアナリティカルサイエンスは、SAP S/4HANA CloudとSalesforce CRMをシームレスで完全なソリューションとして活用するために、Vigience Overcastを採用しました。 Vigience Overcastの自動データ同期により、日立ハイテクアナリティカルサイエンス社は情報入力が一度で済み、フルフィルメントや請求書の発行効率が向上しました。 また、Overcastはプロセスの最適化においても重要な役割を担っています。
Service CloudとSAPの連携では、SAPへのサービス契約やアドホックサービスの請求、サービス予約スケジューリング時の製品ATPチェックなどを行います。 サービスチームは、部品の在庫状況をリアルタイムで確認し、委託注文や在庫返品をトリガーし、Service Cloudから注文や請求書を発行することができます。
成果
- 3ヶ月で初期導入を完了
- SAPとSalesforceのリアルタイムな連携による高い業務効率性
- すべてのユーザに対するユーザビリティレベルが向上
- 必要なときにいつでもサポート