Vigience Overcastの導入により、大手半導体メーカーのSalesforce CPQ、SAP VC、SAP pricing、SAP GTSは強化され、効率的かつ確実な見積管理が可能になりました。
業種
半導体
導入事例
Customer 360
見積管理と受注・購読管理
Böttcherとは
お客様は、CPU、GPU、SoC(System-on-a-Chip)ソリューションの設計を行う世界有数の半導体企業です。 何千人もの従業員と共に、その設計に基づいて生産された何十億ものチップをグローバルに展開しており、世界中のスマートフォン、自動車、クラウドコンピューティング、IoT経済におけるイノベーションの推進に貢献しています。
System Landscape
お客様の課題
お客様の見積もりから現金化までのプロセスは、Salesforce CPQ、SAP Variant Configurator(VC)、SAP Global Trade(GTS)、外部契約管理など複数のシステムが関与し、長く複雑なものとなっています。 SAPをConfiguration and Pricingのシステムとすることで、お客様はSAPのVCルールと価格設定をSalesforce CPQにシームレスに連携し、重複したメンテナンスとエラーを排除するソリューションを必要としていました。
「Vigienceと一緒に仕事をするのはとても楽しいことです。Overcastのパワーと能力は素晴らしいもので、私たちの時として「特別」な要求にも見事に応えてくれました。」
シニアITソリューションアーキテクト
Overcastのソリューション
Overcastは、SAP S/4 HANA、SAP GTS、Salesforce CPQを連携し、見積もりから現金化までのプロセスフローをシームレスにつなげました。 SAPのバリアント設定ルールや価格条件に基づいてSalesforce CPQで見積を設定し、SAPに注文を送り、フルフィルメントを行います。 CPQの更新・修正プロセスもSAPと緊密に連携しています。 SalesforceとSAPの間で取引先や商品のマスターデータを同期させ、与信状況の確認や与信枠の増額申請などは、Salesforce用のOvercastアドオンで対応できます。
成果
リアルタイムでの設定と価格の連携により、見積もりと注文が最初から正しいことを保証し、エラーをなくし、効率を向上させることができます。 ユーザはシステム間を切り替える必要がなく、システム間のプロセスの自動化により、見積もりから購読、そして更新までタイムリーに処理することができます。
ビジネスインパクト
- Salesforceに集約された単一のソリューションにより、従業員は働きやすくなり、新入社員のトレーニングも軽減されます。
- 見積もり・受注処理のスピードアップと効率化により、人員を増やす必要がありません。
- 重複入力の解消によるミスやタイムラグの減少で、カスタマーサービスが向上します。