会社ニュース
新製品
Vigience Field Service
SAPと連携したVigience Field Serviceは、Salesforce Field ServiceとSAP S/4HANAをつなぐ、すぐに利用可能なAIファーストの新しいアプリケーションです。
このアプリケーションにより、リアルタイムのSAP連携を活用した以下の機能が利用可能となります。
- SAPの設備マスタ詳細情報へのアクセス
- SAP人事データに基づくリソースのスケジュール管理
- SAPの部品在庫管理
- Salesforceからバン在庫と部品出荷の直接処理
- SalesforceとSAPにまたがるサービス見積と契約の管理
- SAPで集計されるコストの自動請求
インストールウィザードを使用することで、あらかじめ定義されている、業界のベストプラクティスに基づくend-to-endの業務フローや、Salesforce画面のカスタマイズ、SAPとシームレスなやり取りができるようになる「Agentforce」のアクションを選択して簡単に導入できます。
「新しいVigience Field Serviceアプリケーションにより、フィールドサービスおよび資産管理業務を、より自動化されたAI駆動型の方法で運用できるようになります。Salesforce Field ServiceとSAP S/4HANAの最良の機能を融合した、すぐに利用可能な完全なソリューションを提供します。」
Vigience株式会社 CEO Markus Stierli
オンラインセッション開催
「SAPと連携したVigience Field Serviceアプリケーション」
本セッション(英語、45分)では、ライブデモを通じて製品の特長や活用事例をご紹介します。当日は、直接ご質問いただけるQ&Aの時間も設けております。日本時間では夜間の開催となり恐縮ですが、皆様のご参加を心よりお待ちしております。
日時
セッション1:2025年10月2日(木)午後8時スタート
セッション2:2025年10月3日(金)午前2時スタート
AIエージェント「Agentforce」を基盤とし、SAPと連携
VigienceのアプリケーションはAgentforceとの連携を考慮して構築されています。 AgentforceのAIエージェントがSAPのプロセスにアクセス・実行できるようになることで、顧客満足度の高いサービスを実現します。
Vigience Field Service関連のAgentforceプロセスには、次のようなものがあります。Astro and Ovi
- 返品・交換:SAP返品伝票の作成、部品の出荷手配、顧客へのリアルタイム到着予定時刻(ETA)の通知
- 資産健全性レポート:SalesforceとSAPのデータソースを横断した資産健全性レポートの作成
- メール分析とサービス通知作成:メールのテキスト・画像を分析、根本原因特定後、SAPサービス通知を自動作成
- 技術者コパイロット:技術者からの部品不足・故障報告に対し、AgentforceがSAP ATP(有効在庫)を確認、代替品を提案、予約や購買依頼を作成、出荷や在庫移動を手配、作業指示スケジュールを自動更新
- 人員・リソース計画:サービスリクエストとSAP人事データを連携、適切なスキル、資格、場所を持つ対応可能な技術者を自動で特定
AgentforceのAIエージェントがSAPのプロセスにアクセス・実行できるようになることで、顧客満足度の高いサービスを実現します。
新製品「Vigience Application Suite」は「Vigience Field Service」から提供開始
VigienceのアプリケーションはAgentforceとの連携を考慮して構築されています。 AgentforceのAIエージェントがSAPのプロセスにアクセス・実行できるようになることで、顧客満足度の高いサービスを実現します。
Vigienceは、 Overcastコンポーネントから完全なアプリケーションへ進化した新製品ライン「Vigience Application Suite」を立ち上げます。SalesforceとSAPを跨るend-to-endの業務プロセスを、(Out-of-the-boxで)すぐに実現できる、AIファーストのビジネスアプリケーションが誕生します。
Vigienceの新しいアプリケーションは、AIが単なる「分析」に留まらず、具体的な「アクション」を起こせるよう、最適化された業務フロー、動的なSalesforce画面、そしてSAPリアルタイム連携アクションを標準搭載しています。お客様との共同イノベーションを加速させるべく、元SAP製品開発のエキスパートが率いる専任のアプリケーション開発チームも発足しました。
「コンポーネント」から「アプリケーション」へ
Vigience Overcast Components は高い柔軟性を持つ反面、150以上の構成要素(Overcast Components)からの選択、アーキテクチャ設計、ページレイアウト作成、SAPアクションの接続といったソリューション構築作業が伴います。
Vigience Applications は、業界のベストプラクティスに基づいてお客様をガイドします。
- ウィザード形式のインストールが、適切なSAP連携オプションを自動選択
- (例:新しいSAP S/4HANAサービスオーダーか、旧SAP CSサービスオーダー経由の連携か、または直接のSAP SD連携か、など)
- ベストプラクティスプロセスが事前に構築済み(UIページレイアウトとフロー + ビジネスロジック + 連携ポイント)
- Agentforce向けに設計(SAP APIベースの構築済みSAPアクション)
- 数ヶ月や数年単位ではなく、数週間単位での導入実現
Vigienceは、SalesforceとSAPにまたがる業務プロセスを提供します。さらに、お客様のSAPシステムに変更を加えたり、SAPアドオンをインストールする必要はありません。Vigience Application Suiteはクリーンコアに完全に準拠し、RISE with SAPおよびプライベート/パブリッククラウドの両方をサポートします。
Overcastが届けるベスト・オブ・ブリード体験
製造業では、Salesforceが顧客エンゲージメントの最先端主要プラットフォームである一方、見積・請求、人材・部品・資産管理、財務処理などの基幹業務はSAPが担っています。
Vigience Overcastは、Salesforce上にSAP連携機能を追加することで、本来、企業が導入とファインチューニングに何年も費やさなければならないはずの時間を節約できる、CRMとERPのベスト・オブ・ブリード体験をお届けします。
詳細情報
Vigience Application Suiteと、SAPと連携したVigience Field Serviceの詳細は、こちらをご覧ください。録画デモ(英語)の視聴や貴社向け個別デモのご予約もぜひご活用ください。