Overcastソリューションアーキテクチャ
OvercastはSalesforce上で完全に保守されるビジネスアプリケーションであり、SalesforceとSAPにまたがるエンドツーエンドのビジネスプロセスを提供します。また、連携プラットフォームとして、あらゆるシステムとの連携や、API機能の実装が可能です。
Overcastが描くソリューションアーキテクチャ
今後20年、SalesforceがSAP上で顧客との接点を担う重要な役割を果たすと、我々は考えています。
System of Engagement (Salesforce)
ビジネスが動き、アイデアが生まれる場所
- ダイナミックなビジネスプロセス
- 競争力を引き出す
- 誰でも簡単な設定とカスタマイズ
System of Record (SAP, Oracle, Microsoft, etc.)
ビジネスのバックボーン
- 頻度が低いゆっくりな変化
- 信頼できるデータソース
- 安定的で定義されたグローバルプロセス
SAPをご利用中のお客様へ
SAP + Salesforce + Overcastのソリューションアーキテクチャは、これまでにない新しい形で顧客とのエンゲージメントを深めることを可能にします。営業担当者はより迅速かつ質の高い顧客サービスを提供するためのツールを手にし、統合されたサービス体験の設計や、販売代理店・エンドカスタマー向けの高性能なセルフサービスポータルの構築が実現します。
S/4HANAへのアップグレードを機に、SAP + Salesforce + Overcastの新しいソリューションアーキテクチャを導入することで、機能が不十分なSAPモジュールや製品の利用・再実装が不要になります。これにより、例えばビジネスワークフロー、フィールドサービス、コールセンター、セルフサービスコミュニティといった領域で、先進的なSalesforceベースのソリューションを実装し、SAPとシームレスに連携させることが可能になります。
SalesforceはCRMの枠を超えたメリットを提供するパワフルなプラットフォームです。 コーディングを行うことなく、あらゆるビジネスアプリケーションを数週間という短期間で実装することが可能です。 S/4HANAへのアップグレードは、SAPとSalesforce双方の長所を活かし、弱点を補うことで、顧客満足度とソリューション全体の価値を向上させる、最適化された包括的ソリューションを設計する絶好の機会です。
OVERCASTソリューション アーキテクチャ
アプリケーションの壁を超え、従業員、そしてビジネスパートナーまでをシームレスに繋ぐ。 そんな「新時代の連携」への期待に応えるべくOvercastは設計されており、特にSAPのような極めて複雑なエンタープライズソフトウェアの連携という最難関の課題を解決します。SAPの極めて複雑で階層的なビジネスオブジェクトモデルのため、SAPほど連携が難しいシステムは他にありません。
そこでOvercastでは、UI、データ同期、ビジネスプロセス連携を含む100以上の構築済み連携機能をご用意し、お客様のプロジェクトの迅速なスタートを支援します。
現在、Overcastはバックエンドシステムに一切影響を与えない（ゼロフットプリント）アプリケーション連携を可能にする唯一のソリューションであり、すぐに使える（out-of-the-box）数百の構築済み連携機能を標準装備しています。加えて、Overcast独自の「複製/リアルタイム混合アーキテクチャ」は、実装と維持が困難なデータのコピーに頼らず、「参照による連携」を可能にすることで、連携の設計方法を根本から変えます。 これら全ての高度な機能が、ノーコードで実現できます。
OvercastはSAP、各種Webサービス、あらゆるデータベースへネイティブに接続が可能です。また、MulesoftのようなAPI管理ソリューションを既にご利用のお客様環境においても、Overcastを組み合わせて、すべてのフロントエンド連携を処理させることができます。
セキュリティとオンプレミス接続
Overcastは「データを保持しない」という基本概念に基づいて構築されており、保管データ（data-at-rest）に起因するセキュリティリスクを根本的に排除しています。さらに、システム認証情報さえも一切保存しない独自のアーキテクチャを採用。認証情報は、連携シナリオの呼び出し中に、お客様のSoE（System-of-Engagement）から暗号化された形式で提供されます。これとOvercastのコードサイニング（署名）の使用が組み合わさることで、Overcastは（他のiPaaS/ESBとは異なり）ハッカーの主要な攻撃対象になりません。さらに、すべてのネットワーク通信は軍事レベルの暗号化で保護され、ネットワーク接続は貴社用に事前登録されたエンドポイントとの間でのみ確立・許可されます。インフラは国際的な認証を取得した世界トップクラスのデータセンターのみで運用しています。 さらに、すべてのネットワーク通信は、軍用レベルの暗号化により保護されており、お客様の組織用に事前登録されたエンドポイントからのみ許可される。また、適切なインフラストラクチャ認証を持つ世界クラスのデータセンターのみを使用している。
基幹システム（SoR）との通信はすべて、フロントシステム（SoE）側のユーザー単位でマッピングされた適切な認証情報を用いて行われます。そのため、専用の連携ユーザーを作成し、そのユーザーに必要となるすべての権限の集合を与え続けるといった必要はなく、より安全で正確な権限管理が可能になります。
お客様の基幹システム（SoR）との通信は、既存のハードウェア/ソフトウェアVPN接続を利用するか、あるいは軽量な「Overcast Secure Agent」をダウンロードしてセキュアなゲートウェイを確立することができます。
4つの簡単ステップで利用を開始
あらゆるフロントエンドを
あらゆるバックエンドに接続
顧客接点システム（SoE）と基幹業務システム（SoR）の種類を問わず、簡単かつリアルタイムな接続を実現します。
Overcastは、Salesforceと様々なシステム（X）との連携に最適化されており、Salesforceをあらゆるデータへのポータルとして機能させ、バックエンドの業務プロセスとシームレスに接続することが可能です。また、MuleSoft上で動作するVigience APIを利用することで、Salesforce以外のアプリケーションとの連携にも対応します。
お問合せ
+1 (415) 226-9867
Vigience, Inc.
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コンプライアンス認証
Vigience Overcast is SAP certified
